昨夜、NHKで「風の電話」というドキュメンタリー番組の再放送をしていました。
東日本大震災の後、岩手県大槌町の庭師の佐々木格さんが、2010年に自宅の庭に設置した回線の繋がっていない電話ボックスのことです。
亡くなられた方へ、風にのって声が届くように設置された電話です。
今では、本にもなり、世界中に沢山の「風の電話」が設置されています。
震災だけでなく、病気や事故で、自分の大切な人を失い、心にぽっかり穴が空いてしまった生活を過ごしてきた人達が、この電話で、自分の思いを語り掛けます。
自分の悲しみや辛さを胸に秘めておくのではなく、言葉で誰かに伝えることは、きっと新しい第一歩を踏み出すためには、とても素晴らしいことだと思います。
電話で話し終えた後、涙をふきながら、「これで、やっと前に進めるよ。」と語っていた娘を亡くされたお父さんの顔が忘れられません。
※アイキャッチ画像はChat-GPTで作成しています

