ヒューマンネット上本町センターでコラボさせていただいている保健師の辻田奈乙見さんがFM大阪で「はたらく人のココロに寄り添うひととき」をテーマにしたエッセイを土曜日の夕刻に放送されておられます。
聞き逃した方もおられると思いますので、当ブログでも順次ご案内いたします。
まずは第一回分をご覧ください。
みなさま、こんにちは。ココロとカラダの健康をサポートする開業保健師、辻田なおみです。屋号は「ナチュラル」といいます。
今日から新しくこの番組をお届けできることを、とても嬉しく思っています。
この番組では「はたらく人のココロに寄り添うひととき」をテーマに、
「誰もがココロもカラダも健康にはたらきつづけていけるように」というおもいをお伝えしていきます。
では、まずは少し自己紹介をさせてください。
私は個人事業主の「開業保健師」として活動しています。保健師というのは、個人・組織・地域の健康づくりのプロとして、個別的な健康相談から、組織の仕組みづくりまでを提供する、医療の国家資格をもつ専門職です。
その保健師で独立開業しているという「開業保健師」というのは珍しく、ジャイアントパンダ級に希少価値が高いんです。
私は主には産業保健分野で活動していますので、つまり、みなさんが安心して健やかに働き続けられるよう「事業者さんと従業員さんの橋渡し役」をしているイメージをもっていただければ、わかりやすいかとおもいます。
私は人生いろいろありまして、実は35歳で、2つ目の大学を卒業して保健師となりました。
最初の大学ではスペイン語を学び、当時はフラメンコに没頭していて、スペインへフラメンコ留学も経験しました。その後ご縁があってニューヨークで妊娠・出産を経て、そこで医療の世界に強い関心を持ち、帰国後に大学の医学部看護学科へ編入しました。看護師と保健師の資格を取得し、訳あってシングルマザーとして医療職のキャリアをスタートさせました。
この番組を担当させていただくことになって、改めて自分の履歴書を眺めてみましたら、なんと10回以上転職をしていました!この転職回数をお聴きになって、ホッとしてくださる方がいらっしゃると嬉しいです。七転び八起き、どころではないですよね!日本では転職が多いとマイナスと捉えられることがほとんどです。ですが、私は転職することによって、自分と子どもの健康的な生活を守ってきました。子育てと仕事を両立しながら、健やかに働き続けるための唯一の工夫が、転職だったんです。
だから今、こうして保健師として元気に働いている姿をお伝えすることで、同じように迷ったり悩んだりしている誰かの力になればと願っています。
詳しくは、私のホームページでもご紹介していますので、よろしければご覧ください。
URLはナチュラルPHNドットコム です。
この番組をお聴きになってくださった方のココロが少しでも緩まって、またお仕事がんばろうかな~っておもっていただけたら、嬉しいです。
ではこれから、どうぞよろしくお願いいたします。
開業保健師ナチュラルの辻田なおみでした。

FM大阪のスタジオでの収録の様子

