「誰かのココロがしんどい時」に周囲の私たちができること

自分や周囲の異変に「気づく」ことが第一歩です。無理に相談に乗らなくても、上司や専門家などの必要な支援へ「つなぐ」意識を持つことが、心身の健康を守る大切な役割となります。


みなさん、こんにちは。
ココロとカラダの健康をサポートする開業保健師、辻田なおみです。屋号は「ナチュラル」といいます。

このブログでは「はたらく人のココロに寄り添うひととき」をテーマに、「誰もがココロもカラダも健康にはたらきつづけていけるように」というおもいをお伝えしていきます。

今日は「誰かのココロがしんどい時」に、周囲の私たちができることについて少しお話しします。

本当に心が疲れきってしまっている時、人の声はなかなか届きません。
例えばうつ病の方は視野がぐっと狭まり、耳に入る声さえ届きにくくなることがあります。

誤解がないようお伝えしますが、聞こえにくくなっている人をみたら「うつかもしれない」というわけではありません。
実は私自身は、職場での強いストレスから突発性難聴を経験しました。
そのときは本当に、周囲の声が聞こえにくく、世界から切り離されたように感じました。

そんな経験があるからこそお伝えしたいことがあります。

今私の声が届いているリスナーの皆さん、まずはご自身の心の声に耳を傾けてみてください。

ご自身の職場でのご様子はいかがでしょうか?また、職場の方のご様子はいかがでしょうか?

お仕事に支障が出ているようなことはないでしょうか? 

まずはご自身のことも含めて、周囲の方のお仕事しているご様子がおかしいのではないか、と気づいていくことが大切です。まずは気づくこと、そしてもしできそうであれば、声をかけてみてください。でも、声をかけるって難しい場合もありますよね。そんな時は、相談に乗らなくても大丈夫です。大切なのは、「その人を必要な支援につなげていく」というアイデアを持つということです。

実は保健師も、メインのお仕事はまさに「つなぐこと」なんです。
医療や地域などの支援につなぐのが、私たち保健師の大切な役割です。

もし職場であれば、周囲の声があまり届いていないご様子の方がいらっしゃって、もしその方のお仕事に支障が出ている場合、上司の方にそのご様子をお伝えすることも大切な「つなぎ」になります。

この場合は、ご本人の同意を得られることがより良いと考えますが、難しい場合でも「どのようにお仕事に支障が出ているのか」という具体的なご様子について、「同意は得ていない」ということも含めて、上司の方にお伝えしていくことが大切です。もちろんですが、「つなぐ」ことが告げ口になっていないか、ということには十分ご注意ください。

もし勤務先に産業保健職がいましたら、まずはご相談ください。ただ、医師や保健師のような産業保健職がいない職場の方が多いかと思いますので、まずはご自身のことも含めて、職場の方のお仕事しているご様子がおかしいと感じられるようであれば、そのことに気づくということが第一歩、そして、もしできましたら、その先に「つなぐ」というアイデアも少し持っていただけたらな、とおもいます。

もし開業保健師にこのようなメンタルヘルスに関わるご相談がありましたら、ぜひホームページよりお気軽にご連絡ください。URLはナチュラルPHNドットコム です。

開業保健師ナチュラルの辻田なおみでした。